前回、無痛分娩についてお話ししましたが、今回は子どもが生まれ、父になった日までのことをお話ししたいと思います。
まず、一人目についてです。
正直なところ、私たち夫婦とも世間一般で言えばまだ年齢を気にする段階でもないし、何も気にしなくても子どもってすぐに授かるんだろうなと思っていました。しかし、半年経っても我が子の面影もなかったため、病院を受診しました。病院での診断の結果、奥さんの子宮内膜症の治療をまずしていきましょうとのことでした。診断を聞いた時は不安になりましたが、できることをしていくしかないので、治療を進め、タイミング療法で我が子が来てくれるのを待ちました。そのこともあり、一人目を授かった時は嬉しかったです。大袈裟かも知れませんが、奥さんとは、もし子どもを授からなかったら、2人でたくさん旅行でも行こうかとも話していたくらいですから。
前回もお話ししましたが、産み始めて生まれるまでの時間は20分ほどと短い時間でした。しかしながら、それまでの時間は私にとっても奥さんにとっても不安になった時間が多く、精神的にもかなり長い時間であったように思えます。そのため、無事に生まれてきてくれただけで感謝しています。
こうして、私は父となりました。
ただ、一人目についての心残りは生まれてくる瞬間が見れなかったことです。その理由は、「そろそろ生まれますので、旦那さんにへそのおの切り方のレクチャーをします。」と看護師さんに言われ、少しレクチャーを受けていた間にもう全部出てきていたからです。後ろを向いたら子どもが生まれていた経験は珍しい方かも知れませんね。
次は、二人目についてです。
一人目が生まれたのだから、二人目もいつでも授かるだろうと思っていました。しかし、現実は甘くありませんでした。おかしいな、なかなか授からない。もう奥さんに原因がないだろうし、もしかした私(夫)に原因が❔そう思って、今度は私が病院を受診しました。検査については、少し私が思っていたのとは違いました。てっきり病院に個室があって、その場で検査物を提供するものと思っていましたが、実際は、検査機関が検査物をとりに来るので、指定した時間に家で検査物を準備して病院に持ってきてくださいというものでした。まぁどちらにしても恥ずかしいですね。
検査結果については特に問題ありませんでした。先生からも一人目が生まれているので問題ないですよとも言われましたが、なかなか授からないのは事実でしたので不安はありました。
また、私たち夫婦には、一人目とは違う性別がいいなという希望もありました。そのため、嘘か本当か分からない産み分けゼリーも利用しタイミング療法を続けていました。ゼリーも安くはありません。
その後、夫婦で話し合い、少し気楽に行こうと決めました。ゼリーを買うのもやめました。そうすると、不思議とそう長くないうちに二人目を授かることができました。たまたまでしょうが、一人目と性別も違います。今思うと、早く産みたいというストレスが問題だったのかも知れません。
こうして、二人目も無事に生まれました。二人目の時は一人目の時の教訓を生かし、出てくるところも見れました。一人目同様すぐに授かった子ではありませんので、同じように無事に生まれてきてくれただけで感謝です。
こうして、私は2児の父になりました。
以上、過去を思い出してみました。子育てしていると色々ありますが、「無事に生まれてきてくれただけで感謝」したあの時の気持ちを思い出して、今後も二人を大切にしていきたいと思いました。もちろん、奥さんにも感謝です。
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