家族でのんびり過ごす週末。 うちのN氏は今日も競馬中継を見ながら「差し馬が来るぞ…!」と真剣な表情。 その横でおにぎりを食べていたばつまるが、ぽつり。
ばつまる「ねぇむんく。馬のレースがあるなら、狸レースってあるのかな」 むんく「いや、狸は走らせないよ。君は特に」 ばつまる「ぼくは走らないけど、世界にはいろんなレースがあるんだよね?」
というわけで、ばつまると一緒に“世界の変わり種レース”を調べてみたら、 想像以上にカオスで奥深い世界が広がっていました。
🌍 世界の変わり種レースを見てみよう
🐌 世界カタツムリ選手権(イギリス・コンガム村)
濡れた雑巾の上で150匹以上のカタツムリが33cmをのろのろ競う、英国の名物イベント。 優勝賞品は銀のジョッキに詰められたレタス。
参加者は真剣で、 「トレーニング用の坂がある」「餌に気を使う」「ドーピング検査もある」 という本気ぶり。
ばつまる「カタツムリにドーピング検査…!? ぼくより厳しい世界だよ」
🐸 カラベラス・ジャンピングフロッグ・ジュビリー(アメリカ)
マーク・トウェインの小説が由来の、カエルのジャンプ大会。 叫んだり地面を叩いたりしてカエルを飛ばす(触るのは禁止)。 優勝賞金は5,000ドル。
過去には6.4メートルも飛んだカエルもいるというから驚き。
ばつまる「6メートル!? ぼくは1メートルでおにぎりに着地したい」
🦆 あひるの競走(日本・別府ラクテンチ)
昭和25年から続く名物イベント。 あひるが徒競走・障害物・パン食い競走をするという、ほのぼの系レース。
首輪の色で勝者を予想する“ミニ賭け”も楽しめる。
ばつまる「パン食い競走なら負けないよ。おにぎり食い競走も作ってほしいなぁ」
🐪 ラクダレース(中東)
伝統的なスポーツだが、近年は“ロボットジョッキー”が騎乗する未来型レースに進化。
ばつまる「ロボットが乗るの!? ぼくもAIに操られちゃうのかな…」
🧠 専門的に深掘り「なぜ人は予想や賭けに熱くなるのか」
変わり種レースを調べていくと、どのイベントにも“予想”や“賭け”の要素がつきもの。 では、なぜ人はこんなにも熱くなるのか。 心理学・行動経済学・神経科学の観点から解説してみます。
① 不確実な結果が脳の“報酬系”を刺激する
人間の脳は、 「当たるかもしれない」 という不確実な状況に強く反応する。
この時に分泌されるのがドーパミン。 快感・意欲・学習を司る物質で、 “予想が当たるかどうか”というドキドキが脳を活性化させる。
つまり、 結果がわからないからこそ楽しい という仕組み。
ばつまる「ぼくは“おにぎりが出るかも”でドーパミン出るよ」
② 自分の判断が正しいと証明したい
行動心理学の「自己効力感」。 人は、
- 自分の読みが当たった
- 自分の選択が成功した と感じると、強い満足感を得る。
カタツムリの動きを読むのも、 あひるの首輪色を予想するのも、 “自分の判断”が結果に結びつくから面白い。
③ 不確実性そのものが快感になる
行動経済学の「不確実性効果」。 確実な報酬より、 不確実な報酬の方が興奮を生む という現象。
ガチャやくじ引きと同じ心理が、 世界の変わり種レースにも働いている。
④ みんなで盛り上がる“情動感染”
社会心理学では、 周囲の感情は伝染する とされている。
競馬場の一体感、 カエルジャンプ大会の歓声、 あひるレースのほのぼの空気。
こうした“みんなで応援する体験”が、 個人の興奮を増幅させる。
⑤ “もう少しで当たりそう”が行動を維持する
行動科学の「変動比率スケジュール」。 いつ報酬が来るかわからない という状況が、最も強く行動を維持する。
予想が外れても、 「次こそは…!」 と続けてしまうのはこの仕組み。
🦝 ばつまるのまとめ
「世界にはいろんなレースがあるんだねぇ。 どれも“どうなるかわからない”から楽しいんだ。 ぼくは走るより、おにぎり食べながら応援する派だけど… もし“狸レース”ができたら、優勝賞品はおにぎりにしてね!」


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