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第5話:むんく店長、新しい夢を見る(大きな夢編)

雑記
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夜のゲーセンは静かだった。 クレーン機のライトだけが、店内を淡く照らしている。

むんく店長は、今日も閉店後の帳簿を眺めていた。

「今月もギリギリやなぁ…… でも、なんとか黒字にはなったか……」

そこへ、常連のN氏がふらっと入ってきた。

「むんく店長、まだ店閉めとらんの?」

「あぁ、ちょっと考えごとしとってな」

N氏はクレーン機の中に並ぶ“ばつまる”たちを見つめる。

「しかし、ばつまるも立派になったなぁ。 最初はただの手作りぬいぐるみやったのに」

むんく店長は笑う。

「ほんまやな。 まさか限定50体のプレミアまで作るとは思わんかったわ」

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🎯 N氏「むんく店長、次は何するん?」

むんく店長は少し黙ってから、ぽつりと話し始めた。

「実はな…… ばつまるを“正式なプライズ景品”にしたいんよ」

N氏は目を丸くする。

「え、あのプライズメーカーと契約するってこと?」

「そう。 問屋ルートじゃなくて、メーカーと組んで、 ばつまるを全国のゲーセンに置いてもらうんや」

N氏は腕を組む。

「それ……めちゃくちゃ大変やろ?」

むんく店長はうなずく。

「版権の手続きも、製造ロットも、 風営法のチェックも、全部ハードル高い。 でもな……」

むんく店長はクレーン機の中のばつまるを見つめる。

「この子を、もっといろんな人に知ってほしいんよ」

🎁 そのとき、クレーン機が“ピッ”と光った

N氏が100円玉を入れていた。

「ほな、俺が最初の応援や。 ばつまる、全国デビュー前にもう一回取っとくわ」

むんく店長は笑う。

「また波読むんか?」

「読むで。今日はええ波来とる」

アームが降りる。 ばつまるの耳をそっと掴む。 ふわっと持ち上げる。

落とし口へ—— コトン。

「……取れた。」

むんく店長は思わず拍手した。

「N氏、ほんまに波読めるんやな……!」

N氏はばつまるを手に取り、言った。

「むんく店長。 この店、もっとおもろなるで。 ばつまるも、むんく店長も、まだ伸びるわ」

むんく店長は照れながらも、胸の奥が熱くなるのを感じた。

🌟 むんく店長の新しい夢

店の電気を消しながら、むんく店長は心の中でつぶやく。

「よし……次は“ばつまる公式プライズ化計画”や。 ここからが本番やな」

クレーン機の中で、ばつまるがライトに照らされて微笑んでいるように見えた。

📘 第6話:むんく店長、初めてのメーカー交渉へ行く(交渉編)

むんくのプロフィール
この記事を書いた人
むんく

四国・香川を拠点に、家族で「今日はどこ行こう?」「明日は何しよう?」と話しながら、
子どもたちと一緒にいろいろな場所へ出かけています。
子どもたちの成長や、日々のちょっとした気づき、
そして夫の趣味である釣りと競馬もゆるっと交えながら、
“家族で楽しむおでかけ”をテーマにブログを書いています。
将来、子どもたちがこのブログを読み返したときに、
「こんなところに連れて行ってもらったな」
「お父さんお母さん、こんなこと考えてたんだ」
そんなふうに感じてもらえる“家族のアルバム”のような場所にしたい。
ブログのすみっこには、家族の思い出を見守るマスコット「ばつまる」もいます。
釣り竿とゼッケン7番を背負った、ほんわかたぬきです。

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