■ はじめに
「ゲームは子どもの心に悪い」 そんなイメージはまだ残っています。
でも最近、 抽選販売を使った“ほぼ実験”レベルの研究が登場し、 ゲームが子どものメンタルにどう影響するのかが より正確に分かるようになってきました。
この記事では、 難しい専門用語を使わずに、 やさしく解説していきます。
🔍 1. 抽選販売を使った研究ってどういうこと?
ゲーム機の抽選に応募した人たちを対象に、
- 当選した人
- 落選した人
を比べる研究です。
応募した人は全員 「ゲームが欲しい」という気持ちが同じなので、 比較がとてもきれいにできるんです。
📋 2. 研究では“2種類の質問”で心の状態を測っている
研究者は、 「嬉しさ」と「心の土台」を分けて測っています。
🍰 ①「今の気分」を聞く質問(嬉しさ・がっかり)
- 今日の気分はどう?
- 今、嬉しい?
- ちょっと落ち込んでる?
これは“瞬間的なテンション”を測るための質問。
ケーキを食べた時の「わーい!」みたいな感情です。
🌿 ②「心の状態そのもの」を聞く質問(メンタル全体)
- 最近、何をしても楽しく感じないことがある?
- 朝起きるのがつらい日が続いてる?
- なんとなく不安な気持ちが続いてる?
- 生活に満足してる?
これは“心の土台”を測る質問。
🎯 3. 「嬉しさだけ」をどうやって除外したの?
研究者は、 “当選直後のテンション”と“本物のメンタル改善”を分けて測っています。
● ① 抽選直後と数週間後の両方を測る
- 当選直後 → そりゃ嬉しい
- 数週間後 → ここで差が残っていた
つまり、 嬉しさだけなら数日で消えるはずなのに、 メンタルの改善は数週間〜数ヶ月続いた。
● ② “嬉しさ”と“心の状態”を別の質問で測る
嬉しさはすぐ消えるけれど、 心の安定は長く続いた。
● ③ 当選者と落選者の“変化量”を比べる
- 当選者:気分が大きく改善
- 落選者:少しだけ改善
→ この差が“ゲームを手に入れた効果”。
● ④ 年齢・収入・性格などを全部差し引いても差が残った
だから 「嬉しさだけでは説明できない」 と結論づけられたんです。
🌿 4. 自然体験の効果も科学的に証明されている
- 注意力の回復
- ストレスホルモンの低下
- 親子関係の質向上
ゲームと自然は、 どちらかをやめるものではなく、 組み合わせると最強になる というのが研究の結論に近いです。
🔗 わが家でどう活かしているかは、こちらの記事で紹介しています。
→ 「ゲームは悪者じゃない。わが家の“1時間ルール”が子どもの心をふわっと支えてくれた話」
🌟 まとめ
- 科学は「当たり前」を“どれくらい”に変える作業
- ゲームの嬉しさは数日で消える
- でもメンタルの改善は数週間〜数ヶ月続いた
- ゲームは子どもの心を支える“日常の楽しみ”になりうる
- 自然体験と組み合わせると、さらに心が整う


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